久しぶりにAthlonと名の付いたCPUが復活した。このAthlon 5350はKabiniコア
形状はSocket AM1で、クロック2.05GHz/2次キャッシュ2MBで低価格、低電圧 (25ワット)でありマザーボードとメモリ合わせて¥15,000前後で購入できることから 興味をそそられたので購入してみた。
早速、組み立てベンチマークを取った。ベンチマークの結果から性能的に
Celeron G1610と同じぐらいであったので参考として比較してみた。
エクスペリエンスインデックスでは、ややCeleron G1610の方がパフォーマンスが良い。
CrystalMarkではCPUの性能ではAthlon 5350の方がパフォーマンスが良い さらに、グラフィック(GPU)でも、ややAthlon 5350のパフォーマンスが良いようである。 しかし、トータルではCeleron G1610の方が良い結果であった。
バイオハザードのベンチマークでは、Celeron G1610の方がパフォーマンスが良いが どちらも、この程度fpsでは正直バイオハザードでは苦しい。 ![]() ちなみに、CINEBENCH11.5ではCeleron G1610の方が少し良い。 消費電力は測定中も35ワット前後であった。 以上の結果から、省電力と価格でのバランスでは非常に良い製品であるが グラフィック(GPU)は、もう少し性能を上げてほしいと思った。 さらに、オーバークロック設定は、全くできないのでAM1&Athlon 5350では 性能をあまり期待しない方が良い。 また、Athlon 5350はクワッドコアであることから、クロックを2.4GHzぐらいまで上げて くれればPentium G3220と競えたと思うし、自作としても魅力的なものになったであろう。 今後の更なる高クロックAthlonが発売されることを期待したい。 なお、AM1のPCI EXPRESSは4倍なので、グラフィックボードを増設しても グレードアップは期待できない。管理人はGeForce GTX 750Tiを付けて試したが オンボードGPUより遅くなり付ける意味が無かった。 ⇨ ⇨
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