Celeron G1850の実力

 
 “Haswell Refresh”こと新たなCoreシリーズ、Xeon、Pentium、Celeronといった

CPUが多数発売された。

早速、管理人はCeleron G1850を購入してPentiumG3220と比較してみた。

 項目 Celeron G1850   Pentium G3220
動作周波数   2.9 GHz  3.0 GHz
 コアの数  2   2
 スレッド数  2   2
 インテル® スマート・キャッシュ 2MB   3MB
 DMI  5 GT/s   5 GT/s
 命令セット  64-bit   64-bit
 命令セット拡張  SSE4.1, 4.2   SSE4.1, 4.2
 Gpu Clock Speed 1050MHz  350MHz 
 リソグラフィー  22 nm   22 nm
 最大 TDP  53 W   54 W
 価格 5,850円  6,178円 
  

価格差は約330円である。今回この2つのCPUを以下の環境で比較してみた。

項目 部品名
マザーボード ASRock ASRock Z97M Pro4
CPU Intel Celeron G1850 BOX (2.9GHz)
GPU Intel® HD Graphics
メモリー
G.SKILL
RipjawsX F3-14900CL9D-8GBXL(DDR3 PC3-14900 4GB 2枚組)
HDD ADATA SSD S510 120GB
OS Windows8 64bit

項目 部品名
マザーボード ASRock B85M-ITX
CPU Intel Pentium G3220 BOX (3.0GHz)
GPU Intel® HD Graphics
メモリー
G.SKILL
RipjawsX F3-14900CL9D-8GBXL(DDR3 PC3-14900 4GB 2枚組)
HDD ADATA SSD S510 120GB
OS Windows8 64bit

今回、マザーボードをZ97チップセットにしたのは、G.SKILLのメモリを1866MHzで

使いたいと思ったからです。

では、エクスペリエンスインデックスの結果を示します。

 Celeron G1850 Pentium G3220

エクスペリエンスインデックスの結果では、目を見張ったのはプロセッサが7.0に到達した

ことでPentiumG3220と同等になった。また、GPUもほぼ同等になっている。

さらに、オーバークロックメモリの効果も出ている。

 Celeron G1850 Pentium G3220

CrystalMarkの結果もPentiumG3220と同等になったと言って良い。

バイオハーザードのベンチマークでもグラフィック性能は、ほぼ同等であった。

Celeron G1850 Pentium G3220 

ファイナルファンタジーXIV:新生エオルゼア(新生FF14)」のベンチマークでも

グラフィックス性能は同等と言って良い。

しかし、バイオハザードやファイナルファンタジーは、正直ちょっと厳しい。

Celeron G1850 Pentium G3220 

ドラゴンクエスト10でのベンチマークでもグラフィックス性能は、ほぼ同等で

判定は普通であった。Celeron G1850のグラフィックスはもう少し頑張ってほしい。


Celeron G1850 Pentium G3220 

とは言うものの今回、Haswell Refreshで発売になった低価格CPUとしては非常に

良い製品である。またオーバークロックメモリを使えば、さらに快適である。

取り急ぎの比較ですが、購入の参考にしてください。

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最終更新日: 2014/05/15
 
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