SSDをキャッシュディスクとして使うA       


ReadyBoost機能を調べてきたが、今回はSSDを最新(A-DATA S599 AS599S-40GM-C (保証6ヶ月) )の物にしてみた。

このSSDは公表で読込最大 280MB/s、書込最大 270MB/sである。

これをUSB3.0で接続して検証をしてみた。今回でおおむねReadyBoostメモリの検証はできたと思う。


まず、USB3.0の接続でSATA活してUSB3.0 (SATA-USB3)に対応できるのはSATAUのため

A-DATA S599 AS599S-40GM-C (保証6ヶ月) に決定した。SATA3.0の物でもSATAU互換であれば

接続できると思うが、ここは確実性を考慮してこのSSDになった。

A-DATA S599 AS599S-40GM-C (保証6ヶ月) は通常のSATA接続でもReadyBoostができるが

マザーボードのM4A785D-M PROでは転送速度がUSB 3.0接続の方が速い。

また、この上のクラスのA-DATA S599 AS599S-64GM-C (保証6ヶ月) も考えたがドライブ本体での使用ではない


ことから予算の関係上40GBの物にした。

 
 

接続は無事完了し、まずは40GBを上のように2つの領域にわけReadyBoost設定(NTFSで32GB)すれば問題はない。

ReadyBoost設定してしまうとWindowsからはメモリ扱いになるので、その前にCrystalDiskMarkを計ってみた。


 
 A-DATA S599 AS599S-40GM-C  ELECOM ESD-I2030SA

公表値ほどのスピードは出ていないが旧式SSDと比べれば歴然とした差が見て取れる。

ReadyBoost設定してしまうと機能しているかどうかはパフォーマンスモニターで見るしかない。

ワープロ、表計算、プレゼンテーションと順次起動した場合のReadyBoostのキャッシュの動きである。



機能としてはきっちりキャッシュとして動いているのがわかる。パソコン本体に4GB以上のメモリを積んで

いると、どちらもソフトウェアキャッシュなのでどちらのキャッシュで動いているのかわからない。

体感的にはパフォーマンスは感じることができるので管理人は満足できると思う。

ちまたでReadyBoost設定のキャッシュはパソコン本体に4GB以上のメモリを積んでしまうと

感じなくなるので意味がないと言うが、これはUSB2.0メモリの4kバイトシーケンシャルアクセスが

本体メモリアクセスより遅いがため起こる現象であると管理人は推察している。

SSDの4kバイトシーケンシャルアクセスぐらいで本体メモリと同等なのである。

結論、マザーボードにメモリを32GBまで積めるものはReadyBoostより本体メモリを優先した方が良い

メモリが8GBぐらいならReadyBoostは有効である。(USB3.0メモリないしSSD)

しかし、パソコンのDiskパフォーマンスを優先したいならインテルSmart Response Technologyや

HYBRID DRIVE化カードないし、SSDを本体として使用した方が良いが設定には多少の知識が必要で

コストもかかる。(USB3.0変換接続も知識必要かも?)

今回、購入した機材は以下のもの使用した。



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最終更新日 2011/08/12