Windows7のReadyBoost機能検証


最近、考えることはSSDを買うかUSBメモリを買ってReadyBoost機能を使うか悩むところである。

SSD(ソリッド・ステート・ドライブ)はものすごいポテンシャルを持っている。ハードディスクをSSDシステムに

置き換えたら、システム全体の処理性能が数十倍に達した、という例もある。

しかし、SSDは高速だけど非常に高価である。2011/07/20の現状価格で2.5インチ7200rpm 500GBで¥4,970なのに

たいしてSSDでは500GBでは¥37,980と7.5倍である。容量単価が劇的に下がり、HDDとの差はどんどん縮まったと言うが

この価格差ではとうてい一般庶民には実用的ではない。120GB のSSDではOSの大きさを考えるとソフトインストール

では心配である。せめて250GBは欲しい。

また、インターネットの色々なところでSSDの性能に注目し、すでに高速タイプのハードディスクより優れている

などとの文言が飛び交っている。

管理人もSSDを4台使っているが、パソコン全体での性能は疑問である。基本CPUが速くなるなるわけでは無いので

基本体感スピードが速くなるだけで、CPUの古いパソコンでは処理時間には大きな変化はない。

また、SSDは書き込みがもたつく感じがありまだ欠点も残っているしSSDの方が小さくて軽いと言うが

ハードディスクも2.5インチなら大きさ的にはかわらないし、重さ10gと65gを比較しても大差はないと思う。

モバイルノートパソコンの1.2kgと1.5kgを比較するのとでは大違いであると、SSDの批判ばかり書いているが

その性能を否定するつもりはない。

現時点で価格がハードディスクと同じなら迷わずSSDであるが一般的な価格になるのは、まだまだ先である。

SSHD(ソリッド・ステート・ハイブリッド・ドライブ)なるものも販売されている。

これはSLC NANDメモリを搭載したHDDではあるがイマイチSSDと同等の使用感は得られない。この製品の着目点は

SSDの利点を利用した製品である。

このような製品はIntel Z68チップセットマザーボードに搭載されたSmart Response Technologyも同じで

SSD(フラッシュメモリ)をキャッシュにしてパソコンのアクセス性能を上げる仕組みである。

また、SSDとHDDを組み合わせSSD並みの速度を確保しつつ、必要なデータをHDDに書き込むことによって速度と

信頼性/大容量を兼ね備えるドライブを構築する拡張カードもある。

管理人はこのような製品の登場でメモりのキャッシュ利用と言うことでは賛同できる。

しかし、ソリッド・ステート・ハイブリッド・ドライブ以外はOSのインストール後に、キャッシュの設定が必要で

少し専門的な知識が必要である。

そこで、Windows7のReadyBoostと言う機能に注目して各種メモリでReadyBoostを設定したWindows7の使用感を試してみた。

ReadyBoostなら数多くの紹介ページがあり低価格で簡単に設定できる。

 結   果
接続形態   仕様メモリ パソコンメモリ 体感スピード 
 内部USBポート(2.0) ReadyBoost対応USBメモリ(USB2.0)16GB   2GB  いろいろな部分で体感速度を感じる
 内部USBポート(2.0) ReadyBoost対応USBメモリ(USB2.0)16GB  6GB  ReadyBoost機能使っているのか感じなくなる。
 内部USBポート(2.0) SSD 32GB(ELECOM ESD-I2030SA)  6GB  体感速度を感じる。
 USB3.0インターフェイス SSD 32GB(ELECOM ESD-I2030SA)   6GB   はっきり速くなったと感じる。
 USB3.0インターフェイス 転送速度120MB/sメモリ16GB   6GB  USB2.0接続SSDより少し速い感じである。
 USB3.0インターフェイス 転送速度190MB/sメモリ16GB   8GB   はっきり速くなったと感じる。

ReadyBoost対応USBメモリ(USB2.0)16GBはPC本体メモリが2GB 以内では、体感速度を感じるが

PC本体メモリ4GB以上になるとReadyBoost機能を使っていることを感じなくなる。

これはUSB2.0メモリは高速タイプでも24MB/sの転送速度で普通のUSB2.0メモリは14~20MB/sであることから

この程度の転送速度では感じないのだと思われる。

SSDをUSB2.0接続でReadyBoostを設定するとメモリ4GB以上でも体感速度を感じることはできるが

SSD単体の性能を考えると物足りない。できればSSDをUSB3.0 で接続して使ってみたい。

USB3.0対応高速メモリ16GBはSSD接続より少しだけ速い程度で、やはりSSD単体での使用感にはおよばないない。

しかし、ReadyBoost機能は設定して長く使うと、この辺が速くなっているのかなと思うことは多々ありWindows7をOSとして使うなら

ReadyBoostを使うのが低予算で簡単に設定できる性能アップ機能である。

性能テストの結果、各メーカーにはさらなる高速メモリの製品開発、及び不揮発メモリのキャッシュ利用製品開発をお願いしたい。

また、マイクロソフト社にはReadyBoostのさらなる改良を期待したい。

 ReadyBoost機能を理解する
 SSDをキャッシュディスクとして使う①
 旧式SSDをキャッシュディスクとして使う①
 USB3.0高速メモリでReadyBoost
 Windows7のReadyBoost効果を見る
 旧式SSDをキャッシュディスクとして使う②(USB3.0接続)
 SSDをキャッシュディスクとして使う②
 SSDをキャッシュディスクとして使う③
 SSDをキャッシュディスクとして使う④
 旧式SSDをキャッシュディスクとして使う(Xp編)
 SSDおよびフラッシュメモリのキャッシュディスク評価
 SSDの効果的な使い方
 SSDおよびフラッシュメモリのパフォーマンス
 SSDをキャッシュディスクとして使う(Windows8編)
 SSDをキャッシュディスクとして使う②(Windows8編)
 SSDをキャッシュディスクとして使う③(Windows8編)
 SSDをキャッシュディスクとして使う④(Windows8編)
 SSDをキャッシュディスクとして使う⑤(Windows8編)
 ReadyBoost、eBoostrに使えるUSB3.0メモリー
 SSDをキャッシュディスクとして使う(Windows7編)
 キャッシュソフト一覧
 
 
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最終更新日: 2011/08/07